暮らしと収納を考える【パートⅠ】
いつも家の中をスッキリさせていたいのに片付かない・・・
皆さん、お悩みのようです。
でも、場所や用途など基本をおさえた収納計画を立てれば、誰でも片づけやすい住まいを実現することができるんです。
収納の適材適所、広さ、構造を考える。
物の出し入れの優先度を考える。
こうした事で、家事や日常生活をぐんとラクにする収納へと変わります。
お気に入りのインテリアも、引き立ってきますよ♪
■まずは部屋が片付かない原因を考えましょう
すっきりと片付いた部屋にしたいのに・・・。
片付けには気を配ってるつもりなのに、片づけが追いつかない。
その原因を一つ一つ考えてみましょう。
【とにかく出しっぱなしの物が多くて・・・】
日々の生活の中で今使ってるもの「後でまたすぐ使うから・・・」と出しっぱなしにしてませんか?
すぐ使うものをきちんとしまうのが面倒なあなた、
テーブルの下やソファーの横に小さめのラックやバスケットを置いたり、テーブルや机などの上にBOXを置いて”仮の置き場”をつくってはいかがでしょうか。
外から帰ると自分の部屋や寝室に行く前に、リビングに服を脱ぎ捨ててしまう。
こんな習慣がある人には、リビングに洋服の一時置き場を設置すると、ソファーなどに服を掛けるよりずっとスッキリと片付きます。
【ものを使う場所を考えて収納をつくる】
リビングで勉強する人(子供)ならリビングにカウンターデスクを、本を読む人ならリビングに本棚を設置したり、洗濯物をたたむ、アイロンがけするなど家事を一カ所でできる様に道具等をしまう収納をつくる・・・。
用途に合わせた収納の場所を考えて片付ける手間を省き、「面倒くさい」を減らしましょう。
【出し入れしにくい収納】
賢い収納術として、まず収納するものの種類や優先度を考えなければいけません。
頻繁に使うものを出し入れしにくい所に収納すると、しまうのが面倒で出しっぱなしの原因に!
場所や置き方をしっかり考えましょう。
■暮らしにゆとりをもたらす使いやすい収納
すっきり片づけられる収納で無駄を省き、生活を心地良くしてゆとりをもたらしましょう。
【日々の家事がはかどり、時間と気持ちにゆとりが!】
床に物がなければ、掃除機やモップ掛けがやり易くなります。
台所用品・常備食材・掃除道具・洗濯用品等を決められた場所にきちんと整理して収納することで、家事効率がアップし、時間と気持ちにゆとりが生まれます。
【悩み多きクローゼット!】
みなさんもご経験済みだと思いますが、着たい服がすぐ見つからない!
これって出掛ける直前などはイライラするし、焦りますよね。
似たような服を買ってしまったり、掛けていた服がぎゅうぎゅうで、しわが出来てしまっていたり・・・。
洋服をたくさんお持ちの方、これはもうウォークインクローゼットしかありません!
だって、捨てられないでしょう?お気に入りの服、バック、・・・
間取りを考える時、一番に確保したいスペース。
【子供の片付け習慣】
子供が遊ぶ場所にしまうスペースをつくるのが一番です!
それがあれば、お子さんの片づけできる習慣の躾もうまくいくかもしれませんよ!
【ちょっとしたイライラを解消】
ゆっくりくつろいでいる時、または忙しくてバタバタしている時、「ママ、あれはどこ?」と家族に聞かれてイライラ。そんな経験はありませんか?
しまう場所を家族で決めていれば、こんなイライラから解消されます。決められた場所にしまうという片付け習慣も家族みんなで身に付けていきましょう。
■我が家に合った収納を考える
我が家の暮らしを考え、それに適した収納を考える・・・。
収納計画は簡単な事ではありませんが、一つ一つ生活と物との関係を整理することで実現することができます。
【まずは物の整理をしましょう!】
いらないものは持たないことが収納の第一歩です。
まずは家中にあるものを「いる」「いらない」と分類し、いらないものは廃棄、またはリサイクルに出すなどして処分します。どちらか悩む場合は取り敢えず取って置き、ひとまとめにしておきましょう。
【思い出の品、大切なものは捨てられない・・・】
大切な人から貰った、お祝いで頂いた、子供が使った思い出の品・・・。今まで大切にしまってたものを、必要ないからと捨ててしまう事はできない。そんな方なら屋根裏などを活用した大型の収納スペースを設けてはいかがでしょうか。
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【家族全体の将来を考えた収納計画を】
家族の人数やライフステージが変化すると、ものの量だけでなく役割なども変化します。
将来を予想して収納計画を立てましょう。
部屋として使っていた所を収納へ、収納場所に使っていた所を趣味などのプライベートスペースへといったように、変更しやすく計画することをおすすめします。
【しまうものの量やサイズに合わせた計画と首脳場所の計画。】
使い勝手のいい収納をつくるには、もののサイズや形に合わせて計画することが大切です。
特に奥行きが深い収納場所は使い勝手が悪いので、使う頻度を考えた配置、また収納用品を上手に使いましょう。
収納場所は、家事動線や生活動線、暮らし方に合った場所につくることが肝心です!
『暮らしと収納を考える 【パートⅡ】』は『玄関』です♪