おしゃれな家とは?そのコツを考えるー②フローリング色別ポイント
自分好みの家をつくるためにどんなテイストにするか。その柱ともいえるフローリング選び。
一空間の床一面の色を決めるわけですから、インテリアテイストの基礎作りと言えるでしょう。
注文住宅だからこそ叶えられるインテリアテイストの幅があります。
「おしゃれな家とは?そのコツを考える」の2回目は、フローリングの色選びについてご説明していきます。
① ダーク系
深みのある色合いが落ち着きと重厚感を演出します。
建具や壁とコントラストをつけると、スタイリッシュな雰囲気にすることができるので、オシャレな部屋にしたいという人に人気があります。
部屋が引き締まって見えるため、あまり生活感のない空間がお好みの方におすすめです。
髪の毛など黒いゴミに加え、フローリングに入った傷も目立ちにくく(大きい傷が入ってしまうとフローリングの下地が目立ってしまう)掃除も快適な方だと言えますが、ホコリなどといった白系のゴミが目立ちやすい傾向があります。
部屋をスタイリッシュなデザインにしたいと思ってこの系列の色を選んでいるので、掃除を入念に行った方がいいのではないでしょうか。
② チュラル系(ブラウン)
フローリングの中でも定番の色で、ほどよい濃さのブラウン系の床は主張しすぎないので、どんな家具ともよく合います。迷ったら、ブラウン系がおすすめです。
濃い目の色は、人気のヴィンテージやモダンクラシックな家具とも相性がぴったり。
薄めの色は、暖色系のカラーと相性がいいので、温かみのある色を中心にまとめて落ち着きのある空間に。
和風のインテリアにも馴染みがよくモダンな印象になります。
また、チュラル系フローリングは全体的に部屋の汚れが目立ちにくく、掃除も楽と言えるでしょう。
③ ホワイト系(ライトブラウン~ホワイト)
やさしい雰囲気のライトブラウンや上品で清潔感のあるホワイトの床は、どんな家具にも合わせやすく、コーディネイトしやすい色合いで、ナチュラルで明るい空間を演出します。
ホワイト系のフローリングは部屋全体を明るい印象にでき、壁の色も白系であることが多いので、部屋全体を白っぽく統一することで家具などを置いた時にその色を目立たせることができます。
北欧風のモノトーンのインテリアのほか、カラフルな色を使った個性的な演出も合いますので、少し派手めな色のインテリアにしたい時におすすめと言えます。
また、ホワイト系のフローリングにはホコリがあまり目立たないというメリットがありますが、髪の毛は目立ちます。
お掃除の手間を省くことは出来ないですね。
④ 最後に
おしゃれなお家にするには、カラーコーディネートももちろんですが、何よりその空間のイメージごとにそれなりに整理整頓されていることが不可欠です。
片付けやすく、暮らしやすい設計にしなければなりません。
リビングには適材適所に収納を、キッチンは見せると隠すメリハリをつけた収納を計画しましょう。
インテリアコーディネートのご相談も、お気軽にどうぞ!
※写真は全てPanasonicカタログより