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Column 新築注文住宅コラム

ウォークインクローゼットですっきりと片付いた家に

注文住宅を新築する時、ご相談が多いのが収納!
現在住まわれているお家で”収納”に不便さを感じておられた方からは、”ウォークインクローゼット”を希望される方が少なくありません。

ウォークインクローゼットとは、人が中に入って歩けるサイズのクローゼットを指します。人が入れる広さなので、少なくとも1畳半から2畳程のスペースがあり、間取り図には「WIC」と書かれてある部分になります。

ウォークインクローゼットの収納空間の中にはハンガーパイプや棚が設置してありますので、ハンガーに衣類をかけたり、棚には衣類や帽子やネクタイ、アクセサリーなどの小物を整理収納できます。

ウォークインクローゼットの中では着替えも可能ですので、身につけるものをまとめておけば短時間に身支度を終えることができて便利です。

ウォークインクローゼットは独立した小部屋となりますので、部屋のデザインを損ないません。モデルルームのような生活感のない、すっきりとした部屋を目指す人に人気があります。ウォークインクローゼットは主寝室に備えつけられている場合が多いですが、家族で使用する場合は、廊下に面していたり、リビングの一角に備えつけられたりしていることもあります。

今回は、ウォークインクローゼットのメリットデメリット、人数別の理想的な広さについても紹介します。

ウォークインクローゼット1
【弊社施工事例:枚方市T様邸】

① ウォークインクローゼットのメリット

人気のウォークインクローゼットですが、部屋として独立しているからこそ得られるメリットを挙げていきます。

大容量で収納の自由度が高い

ウォークインクローゼットは人が入れるほどの大容量スペースなので、衣類だけでなく靴、アクセサリーやかばんなど、身につけるものをひとまとめに収納できます。また、収納スペースが広いため、自分の思うように物を置く場所が決めやすく整理整頓がしやすくなります。

また、扇風機などの季節家電や、旅行のときにしか使わないスーツケース、クリスマスツリーや楽器類など、いつも使わない大きなものも収納できる納戸の役割も果たしてくれます。

衣替えする必要がない

大きな空間を持つウォークインクローゼットは、季節を通した衣類がすべて収納可能ですので、夏物や冬物を入れ替える必要がなくなり、衣替えをする必要がありません。

着替えるスペースとして使える

ウォークインクローゼットには、扉が付いていて人が入れるスペースがあるので、ちょうどいい着替え場所となります。
着るものに悩んだときなど、その場でいろいろと衣類を何度も着替えることが可能です。

ウォークインクローゼット2
【弊社施工事例:枚方市H様邸】

② ウォークインクローゼットのデメリット

便利に使えるウォークインクローゼットですが、当然デメリットも存在します。

広いがためのデメリット

押し入れやクローゼットに比べて専有する面積が大きくなるため、生活スペースが狭く感じてしまいます。
また、乱雑に収納すると足の踏み場がなくなってしまったり、収納スペースが広いため、どこに何をしまったのかわからなくなってしまうことも。

こういった状況を避けるために、通路部分には一時的であっても絶対に物を置かないようにしましょう。ウォークインクローゼットに収納するときは、所定の位置を決てきちんと整理整頓しておきましょう。

建築費が高くなる

ウォークインクローゼットを作る時、部屋だけを作って既製品のハンガーパイプや棚を用いれば費用を抑える事が出来ますが、ハンガーパイプの設置、固定棚を細かく仕切るなど、こだわった収納にすると建築費が増えていきます。

お家の建築費のバランスを考え、最初は必要最小限の造設にしておき、後は既製品などで整理していく工夫も必要になるかもしれません。

ウォークインクローゼット3
【弊社施工事例:枚方市T様邸】

③ ウォークインクローゼットの理想的な広さの目安

使いやすいウォークインクローゼットを目指すためにはどのくらいの面積が必要なるのか、使う人数別に、最低限確保したい広さをご紹介します。

夫婦2人分の場合

使う人数が2人なら、広さは2畳程でいいでしょう。両壁それぞれにパイプハンガーを設置しても、真ん中に着替えるスペースも少なからず取れます。

夫婦2人+子供2人の場合

お子さんが小さい頃は、荷物の量も大人の半分程度と考えられますので、大人3人分と考え、ウォークインクローゼットとして少なくとも3畳程の広さは確保したいところです。

お子さんが大きくなってくると、自分のものはそれぞれの個室にという希望も出てきます。そうなると夫婦2人で3畳スペースを使えることになりますので、衣類や小物を置くだけで精一杯だったところを、大きな荷物を置くなど、納戸代わりに使用できます。

④ まとめ

どんなものでも収納できる一方で、大きな面積が必要になるので、他の部屋の間取りや収納のバランスをよく考えてから設置する事が必要になります。また、ウォークインクローゼット内部の湿気を排除する方法も考えておかなければなりません。

それでも、ウォークインクローゼットが快適な暮らしにつながることは間違いありません。適切に取り入れたいものですね。

ウォークインクローゼットの設置等、間取りについて悩んだら、椎葉テクノホームにお気軽にご相談ください。


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