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Column 新築注文住宅コラム

新築するけど床暖房をどうするか迷ったら

新築を注文住宅で建てる時の設備に床暖房がありますが、これをつけるかつけないかでお悩みの方もいらっしゃると思います。
後付けとなるとそれなりの費用が発生しますので、出来れば新築時に備え付けておきたいところです。

そこで今回は、床暖房についてのメリットとデメリットに焦点を当ててみました。


【Panasonicカタログより】

① 床暖房設備を取り入れるメリット

足元からじんわり頭寒足熱効果

エアコンをガンガンつけても足元は寒さを感じてしまう。
床暖房を取り入れると、足元からじんわりと温かくなり、暖かい空気は上へ上へと移動する特質から、柔らかい暖かさを感じます。

足先の冷えは万病のもとだとも言われています。床暖房は、頭は涼しく足元は暖かい状態にするため、「頭寒足熱」という言葉のとおり健康に良いといえるでしょう。

他の暖房設備と比べて乾燥しない

冬場はただでさえ空気が乾燥しています。エアコンを使うと暖かい風が噴き出る為、肌や喉、目などが益々乾燥してしまいます。

部屋の温度を上げると湿度が低くなり乾燥してしまいますが、床暖房ならエアコンよりも、部屋自体の温度は低い状態で快適な室内温度を保てますので、湿度も保つことができ、肌や喉、目を痛める心配を低減できます。

乾燥対策に使用する加湿器をつけなくてすむため、水蒸気の発生がなくなり、結露やカビ、ダニの発生なども抑えられます。

安全な暖房設備

石油ストーブや電気ヒーターの場合、やけどや住宅火災の危険性もあり、特に小さなお子様やペットと暮らす方々にとっては、心配なところです。

床暖房でしたら、やけどをするほどの高温になることはありませんし、火災に繋がる火元もありません。
小さなお子様がいらっしゃるご家庭であっても、安心して使用できます。

自分で掃除する必要がない

エアコンや電気ヒーターなどの暖房設備は、定期的なフィルター掃除や使わない季節は片付ける手間や場所が必要になりますが、床暖房は床下に設置されるため、自分でメンテナンスをおこなう必要もありませんし、しまう手間も収納のためのスペースもいりません。

② 床暖房設備を取り入れるデメリット

部屋が暖まるのに時間が掛かる

床暖房を立ち上げる際、部屋全体が暖かくなるまでに最低1時間必要だといわれています。エアコンですと数分でお部屋が暖かくなりますので、比較すると立ち上がりの速さは劣ります。

そのため、短時間しか使わない部屋への設置はおススメできません。家族が集まる場所、ゆっくりと長時間くつろぐ場所、そんなお部屋への設置が大変有効です。床暖房を設置する部屋はライフスタイルを考慮して検討する必要があります。

メンテナンスが必要な場合もある

床暖房の種類によってはメンテナンスが必要になる場合もあります。

温水循環式床暖房の場合は必ず定期的なメンテナンスが必要です。温水循環式床暖房では、不凍液を定期的に交換しなければなりません。熱源機の耐用年数は10年程度で、交換をおこなった場合の費用は1回の作業で25万円以上と言われています。

電気ヒーター式床暖房の場合、耐用年数は30年程で、建物自体の耐用年数と変わらないため、ほとんどメンテナンスしていない状態でも長く使えます。

初期費用や光熱費が高い

エアコンや電気ヒーターなどほかの暖房器具の比べ、初期費用や、ランニングコストである光熱費が高いことも注意が必要です。

③ まとめ

床暖房の良さは、何と言っても足元から心地よい暖かさが放射される健康的なぬくもりで空間を広々と活用できることでしょう。
座っても、寝転がっても、立っていても、心地よい床暖房。

新築される際に、また、新築をお考えになる時、もし床暖房の事が気になっていらっしゃるのでしたら、どうぞお気軽に、椎葉テクノホームにご相談ください。

設置プランやランニングコストなど、分かりやすくご説明いたします。

Panasonicの床暖房システム(https://sumai.panasonic.jp/interior/floor/yukadan/#Rtab2)


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